コンセールバックナンバー

CDバックナンバー Vol.3 1997.10.17

シューマン:交響曲第2番

クリスティアン・ティーレマン(指)フィルハーモニア管弦楽団

マンフレッド序曲、コンツェルトシュトック

¥  2913(税抜き) グラモフォンPOCG-10051     1CD 

 ドイツ音楽の正統派の俊英として、もう定着した感のあるティーレマンの、
 第3弾重厚な響きを生かした、オケのコントロールは天分のなせる物でしょう。



ストラヴィンスキー:組曲「牧神と羊飼の娘」

オリヴァー・ナッセン(指)クリーヴランド管弦楽団、シェルトン(Ms)

        頌歌、妖精の口づけ
¥ 2913 (税抜き) グラモフォンPOCG-10052     1CD  
 作曲家ナッセンが、ストラヴィンスキーをどう捉えているか、すこし
 意外なほど甘美で叙情的な表現です。人は見かけによらないものです。


モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」

ゲオルク・ショルティ(指)ロンドン・フィルハーモニー
     フレミング(S)マーレイ(Ms)ターフェル(Br)

¥ 8739(税抜き) ロンドンPOCL-1763/65    3CD  


 希し くも追悼盤となった、ショルティの20年ぶりの再録、
 若手実力派の歌手陣を、劇的に引き込む指揮ぶりは、未だ
 衰えを感じさせないだけに、悔やまれます。


ハイドン:チェロ協奏曲第1&2番

プレイエル:チェロ協奏曲ハ長調

イヴァン・モニゲッティ(Vc)
ベルリン古楽アカデミー

¥  2718(税抜き) キングHM  KKCC-388       1CD  

古楽器を使用した演奏で、ボッケリーニは別に録音するのでしょう、
この時代の協奏曲も、今では現代楽器で演奏される方が珍しくなって
きました、好みの問題ですが少し寂しいきもします。



「ルネ・フレミング・オペラ・ヒロイン〜白銀の月」

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」、ヴェルディ:歌劇「オテロ」ほかより

ルネ・フレミング(S)
ショルティ(指)ロンドン交響楽団


¥ 2913(税抜き) ロンドンPOCL-1762      1CD   

最近急に次々でましたので、若手の歌手とおもわれていますが、特に
若くは有りません、今最も華やかに活躍しているのが彼女です、ここでも
伯爵夫人からエレンまで、幅の広い役柄をこなしています。     

リムスキー・コルサコフ:歌劇「プスコフの娘」

ワレリー・ゲルギエフ(指)
 キーロフ歌劇場管弦楽団・合唱団
 ゴルチャコーワ(S)ガルーシン(T)
              
 
¥ 5825(税抜き)  フィリップス PHCP-11047/48    2CD


恋人と父親の間で、苦闘する皇女の悲恋物語です、作曲家が
初めて作ったオペラで、当然日本初発売です。



「ブラームス:交響曲全集」

ハイドン変奏曲・悲劇的・大学祝典序曲

ニコラウス・アーノンクール(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

¥ 6699(税抜き)テルデックWPCS-5917/19     3CD   


 今年は、ブラームス没後100年と云うことで、たくさん全集が企画されて
 いますが、その中で評判の割に伸びないアーノンクールが、ベルリン・フィルと
 録音したホットなライヴです。これは伸びます。



ロカテルリ:ヴァイオリンの技法(全12曲)

イ・ムジチ合奏団
マリアーナ・シルブ(Vn)
¥5.825(税抜き)プィリプスPHCP-11039/41     3CD 

 ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストであった、ロカテッリが自身の腕前を
 華やかに披露せんが為に作った協奏曲集が、その名も「ヴァイオリンの技法」
 ここでは、イ・ムジチが華やかに歌い上げています。



マスネ:歌劇「ウェルテル」

ハドリー(T)フォン・オッター(Ms)アップショウ(S)
ケント・ナガノ(指)
リヨン国立歌劇場管弦楽団

¥5.146(税抜き)WPCS-5932/33   2CD

今を盛りとする歌手と、ケント・ナガノ・リヨンのコンビは、ウェルテルに
ピッタリではないでしょうか!黄金コンビの快進撃はまだまだ続きます。



「ワーグナー秘曲集」

(使徒の愛餐・ファウスト序曲・葬送交響曲ほか)
ミシェル・プラッソン(指)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団
ウィーン楽友協会合唱団ほか
¥ 2718(税抜き) 東芝EMI TOCE-9514     1CD 


ワーグナーの、あまり日の当たらない作品を、明晰に手兵のオケを生かし、
我々に提示する才能は、単にフランス・オケのスペシャリストでは有りません。


シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」

ニコラウス・アーノンクール(指)
  ヨーロッパ室内管弦楽団
  ツィザーク(S)リポヴシェク(Ms)
  ファン・デア・ヴァルト(T)


¥ 5146(税抜き) テルデックWPCS-5921/2      2CD

オペラと言うより、歌付きの大交響曲としてアーノンクールは、
演奏しているのだそうで、全曲盤は日本初になるそうです。


ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ 


タチアーナ・ニコラーエワ(Pf)

¥ 4369(税抜き) BMGメロディアBVCX-8007/09     3CD

  ニコラーエワにとってこの曲は、作曲者直伝の十八番で2度目のも
 のです、そして日本初発売です。曲はもちろんバッハの平均律を、                     
 意識して書かれた物です。


「ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏全集&ピアノ五重奏曲」


ボロディン四重奏団、
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)


¥ 8738(税抜き) BMGメロディアBVCX-8001/06     6CD

 バルトークとならんで、今も盛んに演奏される現代の定番、
 ショスタコのカルテットと言えば、まず最初に思い浮かぶのが
 これボロディン四重奏団ではないでしょうか。



「イサン・ユン:作品集」

室内協奏曲1&2、7つの楽器の為の音楽(1959)ほか 
ポール・メファノ(指揮)
アンサンブル2e2m
セルジュ・ガルシア(Vn)
¥2200 -1CD(税抜き) 2e2m 1010

武満とならび世界の作曲家イサン・ユンの、室内オーケスラ作品を、現代を代表する
2e2mがお届けする、イサン・ユンの入門ディスクです。





 ガッティ:ヴァイオリンとヴィオラのソナタ集
       第1/2/3/4/5/6番


エマヌエレ・バルディーニ(Vn)
トーマス・カヴォート(Va)     

¥2,100 -1CD(税抜き) AGORA AG  059


 ザルツブルグで宮廷楽長の地位を、L.モーツァルトと競い彼が競り勝つたと云う                            
 ガッティ、彼に敬意を祓っていたA.モーツァルトが、同種の作品を残している         
 だけに、聴いてみたい1枚です。         


シャブリエ:歌曲集
    ジャンヌの歌・旅への誘い・愛の誓いほか全23曲


    アニュス・メロン(S)
    フランク・ルグェネリ(Br)
    フランソワーズ・ティラール(Pf)
¥2,100 -1CD (税抜き) TIMPANI IC 1038


   シャブリエの歌曲は、太った七面鳥のバラード以外は無名ですが、時代が作る
   心地よさと、えも言えぬエスプリは、フランス歌曲の神髄です。 



J-L・ガン:昼と夜の箱船


詩篇137・マリア賛歌・ペトラルカのソネット第35番など宗教合唱曲
        全11曲

    ジャン・ルイ・ガン(指揮)
    アンサンブル・ジョセフ・サムソン
    S・プリュヨー(Org)


¥2,200 -1CD(税抜き) EUROMUSES EURM 2027


    オルガンと合唱に、小編成の器楽がはいる宗教音楽は、ヨーロッパの
    教会では、日常茶飯事の実用音楽なのでしょう、日曜の朝は、この様な
    CDで目覚めたいものです。   


「ポスト・クラシカル時代のパリのオルガニストたち1740-1860」

B.シャルパンティエ、ラシュー、G.F.クープラン、ブノワのオルガン作品集

   ニコラス・ゴレンステイン(Org)


¥4,400 -2CD(税抜き) SYRIUS SYR 141324


    大クープラン以後の、フランス・オルガン作品は、ほとんど我々は
    耳にする機会が有りませんでした、サンサーンス・フランク登場までの
    フランス・オルガンの謎が、今解きあかされます。
        

「ドニゼッティ・オペラ・アリア集」

歌劇「リヴァプールのエミーリア」「シャモニーのリンダ」
「ルクレツィア・ボルジア」ほかより

エディタ・グルベローヴァ(S)
エリオ・ボンコンパーニ(指)ミュンヘン放送管弦楽団


¥2.100(税抜き)NIGHTINGALE NC 150560-2 

全盛期は過ぎたとは言え、活発な活動を続けているグルベローヴァが、
最もイタオペらしいレパートリをいれました、ファンには、たまりません。



「木管楽器のための六重奏曲集」

プーランク:ピアノと木管楽器のための六重奏曲
フランセ:ピアノと木管楽器のための六重奏曲
      「恋人に都合のよい時間」ほか

ジャン・プィリップ・シュルツェ(Pf)
アルシス五重奏団


¥2200(税抜き)CALIG CAL  50 984

ピアノと木管楽器のための六重奏曲で、統一された
アルバム、マチスのジャケットが、よくマッチした
おしゃれな一枚です。


プレイエル:交響曲集(全3曲)

マティアス・バメルト(指揮)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ


¥2100(税抜き) CHANDOS CHAN 9525

ハイドンの弟子で有名な、プレイエル・ピアノの創始者の、
ピアノ曲ではなくて交響曲、60曲作られた内の3曲、何れも
初録音です。


「クラリネット・チェロ・ピアノの三重奏曲集」

ルイ・ファラン:クラリネット・チェロ・ピアノの三重奏曲
ダンディー:クラリネット・チェロ・ピアノの三重奏曲

ルロイ・トリオ 


¥2200(税抜き) PAN 510 085

トリオの編成が、ヴァイオリンの代わりにクラリネットが
原曲の組合わせ、19世紀後半に、パリのサロンで奏された
のではないでしょうか。




「ジャック・ミルギエ作品集」


ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのコンセール
アルト・サキソフォーン協奏曲  ほか

ジェレミー・ローレ(指揮)
ミュジシェン・ド・ラ・プレ
アニー・ジョドリ(Vn)
ダニエル・ゴーティエ(Sax)ほか


¥2200(税抜き) TRITON INTCM  529172  


1912年生まれのフランスの作曲家、ミルギエの独奏楽器と
室内オーケストラの作品が、3つ収録されています、
Sax協奏曲が注目です。


「ベンダ:フルート協奏曲集(3曲)」

コンラート・ヒュンテラー(Fl)
18世紀カメラータ


¥2100(税抜き)MD+G MDG  311 0702-2  


18世紀ボヘミアの作曲家、ベンダは一族の中でも有名な
フレンティークです。フリードリヒ大王の庇護のもとに、
多数の器楽曲を作曲しています。



「ヨスト:クラリネット協奏曲集」

 クラリネット協奏曲第7.8.9.11番

 ディーター・クレッカー(Cl)
 プラーハ室内管弦楽団

   

¥2100(税抜き) MD+G MDG  301 0718-2

珍曲ずきのクレッカーが、またまた発掘しました、
18世紀ドイツの作曲家だそうです。



    「ラヴェル:管弦楽全集」

       アンドレ・クリュイタンス(指)
          パリ音楽院管弦楽団(ソシエテ)

        ¥15.600(税抜き)TESTAMENT-EMI  SAX 2476/79   4LP  
                    間違いなきよう、これはLPです。
        その昔日本でも、ホールに響いたこのサウンドはLPでなければと言う、
        こだわりのマニアにお薦めなのがこれ、ちなみにCDでは価格は三分の一
        です。   


「プシホダ名演集」

ヴィニアウスキー:ヴァイオリン協奏曲第2番
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
プシホダ:メヌェットほか

ヤシャ・プシホダ(Vn)
伴奏オーケストラ、セルネ(Pf)ほか


¥2.500(税抜き)PODIUM   PDL 1001    1LP 

世界と言っても、限られた国々ですが、いまLPや真空管アンプが、
ちょつとしたブーム、続々復刻新譜が世界を賑わしています。
と言っても録音はすべてデジタルに成っていますので、いきおい
この世界は、古い方へ古い方へと流れます。





大阪天王寺区伶人町2−32
TEL 06-6672-6238
E-mail:concerts@musicinfo.com