〜Profile〜

石川静(ヴァイオリン) Shizuka ISHIKAWA (Violin)

 東京生まれ。4歳の時から鈴木鎮一氏にヴァイオリンの手ほどきを受ける。その後、鷲見三郎氏に師事。14歳でプラハの国際ラジオ・コンクール(コンチェルティーノ・プラガ・コンクール)に参加し、見事優勝を飾る。中学を卒業した1970年からプラハ音楽アカデミーに留学し、ホロウニョーヴァー女史に師事。1972年にはヴィニアフスキ国際コンクールで第2位を獲得し、世界的に注目される。1973年にはチェコ・フィルと共演し大成功をおさめ、以来チェコ国内はもとより、ヨーロッパ各国で活躍する。

 1976年エリザベート国際コンクールで入賞。その秋には「チェコスロバキア音楽祭」でチェコ・フィルのソリストとして日本デビュー。同年、芸術選奨新人賞受賞。1977年秋には東京都交響楽団の欧州公演のソリストに選ばれる。1979年9月、クライスラー・コンクール入賞。10月には再びチェコ・フィルのソリストとして帰国、同フィルと共演の他、リサイタルを開催し、このリサイタルでは芸術祭優秀賞を受賞。

 1985年の日本フィル欧州公演のソリストとして絶賛を浴びる。1986年にはサンクトペテルブルク・フィル(旧レニングラード・フィル)とサンクトペテルブルク、東京、仙台を公演し、好評を博す。1987年チェコのスプラフォンよりミスリヴェチェクの全曲録音に対し、ゴールデンディスク賞を受賞。1992年にはプラハの春国際コンクールに審査員として参加。現在プラハ在住、チェコ、イタリア、ドイツ、オランダはじめヨーロッパ中心に幅広く活躍。協奏曲、ソナタ、小品など数多くのCDがリリースされ、実力派国際派ヴァイオリニストとして高く評価されている。

ヨゼフ・ハーラ(ピアノ) Josef HÁLA (Piano)

 チェコを代表するピアニスト、チェンバリスト。

 1928年、ボヘミアに生まれる。プラハ音楽アカデミーで学び、卒業と同時にソロピアニスト、チェンバロ奏者として、また室内楽奏者として多彩な活動を開始し、チェコ国内はもとより世界各地で活躍する。

 プラハ音楽アカデミー教授、国立音楽大学の客員教授を務め、後進の指導にもあたる。(現在は既に退官)

 ソリストとしてもロジェストヴェンスキーをはじめとする世界的指揮者と共に、チェコ・フィル、プラハ交響楽団、ベルリン交響楽団など世界各地及び日本の主要オーケストラと共演し、高い評価を得る。とりわけ室内楽奏者としての評価は高く、スーク・トリオのメンバーとしての活動、或はクリスチャン・フェラス、ヘンリック・シェリング、ヨゼフ・スーク、石川静、スメタナ四重奏団といった世界的演奏家との共演において、アンサンブルピアニストとして絶賛されている。

 プラハの春国際音楽祭をはじめ、ザルツブルク、バース(イギリス)、プラド(スペイン)など、世界各地の名だたる音楽祭から度々招かれて出演。またレコード、CDも、ソロの他スーク・トリオのアルバム並びに、世界的演奏家との共演が100枚を越えて発売されており、「ベンダ・チェンバロ協奏曲集」(スプラフォン)がゴールデン・ディスク賞に輝く。

 石川静とは、彼女が10代の頃から共に三十余年に渡り演奏活動を続けており、その息の合った絶妙のアンサンブルは、音楽家及び評論家から「チケットを買って、ぜひ行きたいコンサート」と高く評価されている。



ADEL最初のページへ
【クラシック音楽情報センター】最初のページへ

 E-mail : music@musicinfo.com